幸せな夜ご飯🤍中国大連の家庭料理🌊

 初めて大連に来て、臨海の都市の独自の美しさとおばさんとおじさんの温かいもてなしに感動しました。

 初日は大連のきれいな町を回り、うちに戻ったらおばさんは豪華な夜ご飯を作ってくれました。

 四人食で5菜1汁で、おいしいお野菜と魚がもりもりでした。



 晩ごはんの主役は、カレイの煮込みでした。調理される途中からいい匂いが部屋中に漂い、みんなが実際に味わってみたら、ネギや生姜と一緒にぐずぐずと煮込まれたカレイ旨みに感動して、思わず「おいしい!」と言いました。

 実際の調理方法は、思うより複雑ではありません。油を入れたフライパンに生姜とネギのスライス、花椒(カショウ)を入れて、鍋からスッーと香りがしたらカレイの塊を入れて、片面にこんがりした色が付くまで痛めて、水を入れて30ぐらいに煮込んだら出来上がります。

ちなみに隣の皿に盛れた三角形の茶色のお肉は、味づけ豚レバーです。鉄分たっぷりおいしいです。

 次は大好物の空芯菜のにんにく炒めです。作りたての時は食欲をそそる、ピカピカのあぶらを交えた鮮やか緑でしたが、間もなく酸化して暗くなるのが残念でした。

もうちょっと上手に撮ればいいなぁ。

 そしてこちらの黒っぽい料理は、好きな中国特色のきくらげと紫玉ねぎの酸味サラダです。加熱済みで冷水にさらしたきくらげは、とてもプルプルでした。それを生の紫玉ねぎスライスと混ぜて、パクチー、ニンニクおろしと陳酢(中華黒酢)で作ったドレシングをかけたら、酸味でサッパリした料理が出来上がります。この種のきくらげは日本でなかなか買えなくて(生の方はすごく高いです(T-T))留学する間でいつも恋しくなっていました。

 

 味づけの豚頭肉きゅうりの和え物です。豚頭肉は他の肉より引き締まっていて、コリコリした噛み応えと、噛めば噛むほど旨みが出る味わいがあります。そのため、中国では人気の冷菜になっています。

 最後は卵と糸瓜(ヘチマ)のスープです。糸瓜は夏の旬の野菜で、食物繊維とビタミンが豊富で、胃袋を温めてくれました。

 

 最後に、白ごはんは〜?と、皆さんは言いたくなりますよね。実は、米は炊いていませんでした。中国のおもてなしは、豪華な料理ほど、ご飯は出ないのです。多種多様なおかずだけでお腹がいっぱいになるという感じです。

ただ、炭水化物として、甘くてねばねばの蒸しとうもろこしがありました。

 

 このように、美味しくてカラダに優しい料理を食べることができて幸せでした。作ってくれたおばさんに感謝します!

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました♪

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